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通信カラオケとは

皆さんは通信カラオケと言う言葉を聞いたことはありませんか?カラオケを歌う人なら、言葉位は聞いたことがあるのではないでしょうか。しかしカラオケを歌う人の中には「通信カラオケ」と言う言葉の意味が良く分かっていない方も多くいるようですので、ここで説明をさせて頂きます。

まあ、カラオケを歌うのに「通信カラオケ」の意味など分からなくとも特に困ることも無いのですが、いつも歌っている曲がどんなシステムでお店に流れているのかを知れば「あ~そう言うことか」と納得して歌うことができますよ。

まず、通信カラオケと言うのは、簡単に言えば各お店の電話回線などを使って、契約しているカラオケメーカーの専用サーバから楽曲をダウンロードして、お店のカラオケ機器で再生させるというカラオケ配信システムのことを指しています。

ほとんどが、MIDIデータという楽曲の演奏情報をデータ化し、電子楽器やパソコンで再生できるようにして配信されています。ダウンロードされたMIDIデータをお店に設置された機器で読み込んで、曲を流していると言う訳です。

カラオケを唄われる多くの方は、リモコンを操作してリクエストすれば、あとはお店の中のカラオケ機器が単体で処理をし、曲を流していると思っている人が多いのではないでしょうか?

まさか自分の歌っている曲が、店以外の遠くのサーバーからダウンロードされて歌えるようになっているとは思いませんよね。

分かりやすく例をあげると、私は札幌に住んでいますが、例えば札幌市内のカラオケ店で歌いたい曲をリクエストする場合、リモコンを操作して一度、東京のカラオケメーカーのサーバーに入り、歌う曲のデータを探してもらいます。

曲が見つかると曲データをお店側に送り(ダウンロード)、演奏情報データをお店の機器で読み込むことで、カラオケが歌えるようになると言う訳です。言葉で説明すると長くなってしまうのですが、これら一連の作業はホント一瞬で出来てしまいます。だから「通信カラオケ」と呼ばれているんですね。

店舗などに通信カラオケを導入するのも簡単で、ひと昔前のように、8トラックのカラオケテープやその後のレーザーディスクなどのように、お店で多くのメディア抱え込む必要が無くなりましたので、カラオケ機導入時の費用も格段と安くなっています。

また、通信カラオケは何といっても新曲がすぐに歌えることです。昔スナックなどの会話で「〇○の新曲入ってる」なとど聞くと、決まって「ごめんね、まだ入ってないの」と言われることが良くありましたよね。

このように以前のシステムだと新曲がリリースされても、カラオケとして配信されるまでには、結構時間が掛っていたと思います。ですが、通信カラオケの場合、新曲が出るとほぼ同時に楽曲も即配信される為、新曲でもすぐに歌うことが出来るのです。唄好きにとっては本当に便利な世の中になったものです!


通信カラオケの代表的な機器

第一興商の「DAM」
ライバル他社の「JOYSOUND」や「UGA」などの機種に比べ洋楽の配信数が多いのが特徴で、これまではやや配信曲数は少な目でしたが、平成22年以降は約13万以上を配信しています。平成6年発売開始と通信カラオケとしては後発でしたが、平成9年には業界首位だったエクシングの「JOYSOUND」を抜き、現在もなお業界首位の地位を守っています。

エクシングの「JOYSOUND」
JOYSOUNDはエクシング(ブラザー工業グループ)業界2位のシェアを誇り、着メロやSNS(うたスキ)など関連したサービスも行っています。人気のうたスキで行われている「リアルタイムリクエスト」と連携し、知名度の薄いマイナーソングやニコニコ動画やインディーズ楽曲、流行りのVOCALOID楽曲が他よりも多く配信されています。現在は業界第二位です。

エクシングの「UGA 」
UGAは、業界第二位のエクシングが運用する通信カラオケ機器で、これまでBMBが運営し平成21年10月に当時の親会社であったUSENとJOYSOUNDを運営するブラザー工業グループとの間で株式譲渡契約をし、平成22年1月20日にエクシングへの株式譲渡が終っています。最新機種のウガネクストは平成23年1月時点で15万曲以上を配信しています。

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